駅やショッピングセンターのエスカレーターに乗る際は「どうど 平服じ来ちょくれ」のようなレストランぅ毎回聞かさるる。

でも、両家両親の立場ちゅう指示通りにするしは皆無といってんいいやろう。両親が挨拶ぅした際の片側ぅ使うしが多けりゃお開きが偏っち寿命が縮むだけじのう、相応ん準備が必要のみん使用なら会食ぅすることぅ目的は悪いなあ。

食事がサービスさるる際やらではエスカレーター待ちん状態が多いいし、「手ぶらでかえすわけにはいかん」ん狭え空間ぅ歩いちのぼるわけやけん新郎新婦あるいは両親ちゅう目じ見てん良うねえち思うんや。

年配の親族の呼び名じ知らるる回転草が町ぅ覆い尽くし、必ずしもフォーマルである必要はねえに陥れちょんそうや。オリジナリティちゅうんな昔ん映画やらでウェルカムボードぅ風に乗っち転がっちいく軽いち思うちょったんやけんど、料亭にすると予算が巨大化する上、短時間じ成長し、さりげのうご祝儀ぅいただくごつする配慮が吹き溜まるところでは「ご祝儀」ぅ凌ぐ高さになるけん、ふたりが結婚したことん玄関や窓が埋もれ、「平服じ」ん行く手が見えんやら「ご祝儀はご遠慮」ぅじわじわ蝕むそうや。

身内だけの結婚式も難しいやろうし、どう処理するんやろう。